ノーセールスは20代30代の若手ビジネスマン、また就活生向けに「ビジネスに役立つコラム」を掲載しています。マーケティングやWebの技術などをメインに掲載していますのでお役立てください。

広告ブロックが当たり前になった時代のウェブプロモーション

アドブロックが当たり前に…
スポンサードリンク

インターネットの広告業界で2015年、騒然と騒がれていたのがiOSの広告ブロックアプリでしょう。一時期騒然となったCrystalというアプリは有料化され、さらに企業とタイアップして広告ブロックしないフィルターをつけるなど、すべてをブロックするわけではなくなりました(iOS 9で広告ブロック!メディア運営者なら知っておきたい現状と対策)。

広告業界、パブリッシャーとしては一安心といったところでしょう。しかしアップルが公式に広告ブロックを行うといい、しかもGoogleの検索連動型広告もブロックし始めたことで、一般ユーザーにもアドブロックが当然になりつつあります。アドブロックが広まった今、ウェブプロモーションはどう変わるのでしょうか。

各種サイトへ広告を出稿するプロモーション

アドブロックが当たり前になるまで、ウェブプロモーションはサイトへの広告表示がほとんどでした。アドネットワークと言われるGoogleやYahoo!、マイクロアドなどのディスプレイ広告、そしてアフィリエイト広告やタイアップ広告などが用いられてきました。

収益の上げ方は単純で下記の3パターンです

  • インプレッション数によって収益を得る
  • クリック数によって収益を得る
  • クリック後のコンバージョンによって収益を得る

インプレッションというのは広告の表示回数です。1000回表示されたら、○○円支払うというような取り決めのものです。

クリック数は広告が表示され、クリックされたら収益が発生します。収益はクリックされる広告によってちがい、1円の場合もあれば数百円の場合もあります。

そしてアフィリエイトに多いのがクリックして表示されるサイトでコンバージョンが発生した際に収益を得るパターンです。ショップサイトなら購入された金額の○%を、サービス系サイトなら問い合わせや会員登録で○○円が支払われます。アマゾンもこれにあたります。

おおよそこの3分類に分かれていたのですが、アドブロックが始まってからはサイトで広告が表示されなくなってしまう自体が多発しました。広告が表示されなければ何一つ収益にならないですし、企業としてもメリットがないので痛手になります。

ウェブサイトたちの逆襲

中国には「上に政策あれば下に対策あり」と言われ、政府が決めたことでも穴を突いて国民は対策をするとされています。これと同じで、広告ブロックでもウェブサイトたちは対策を考えました。

その一つがコンテンツを見せないというパターンです。「アドブロックを解除しないと見れません」というような警告文を出して、アドブロックを解除させようとしたのです。

この方法、確かにアクセスする人にアドブロックを解除させて、広告を表示させられるかもしれませんが、コンテンツがよほど優れていなければすぐに離脱してしまうでしょう。直帰率を上げてしまう要因にもなるでしょうし、アクセス数や閲覧ページ数も落ちてしまいます。

こういったアドブロック解除を促すためのJavaScriptを入れているサイトもありましたが、うまく行ったという話はほとんど聞きません。

今後のウェブプロモーションの方向性

ウェブプロモーションの方向性

今後考えられるアドブロックの対策は2つです。

アドブロックが当たり前になり、スマートフォンでもPCでも広告を見てもらいにくくなりました。この状況でではサイト側(パブリッシャー)側はどのような広告・プロモーション方法が増えていくのでしょうか?

最も考えられる方法がネイティブアドを始めとした記事広告です。雑誌系のウェブサイト、ダイヤモンドや日経、東洋経済などではよく見られる企業とタイアップした広告記事です。例えばセキュリティ会社がセキュリティの重要性に関するコラムを書いたりするパターンです。「PR」や「記事広告」といった表記がされています。

おそらくこのネイティブアドについては、アドブロックで今後もブロックすることは難しいかと思います。PR表記がある記事だけ非表示にするというパターンも考えられますが、いまだに記事広告・ネイティブアドであることを表記しないサイトも多く見受けられます。

次に考えられるのがコンテンツ提供後のプロモーションです。現状、パブリッシャーと呼ばれる広告を設置しているサイトは何らかの記事を書いて、そこに広告を載せています。企業としても広告を載せて、広告を閲覧したりクリックしてもらうことを目的としています。

今はすべての人にコンテンツを提供しているパターンがほとんどです。広告も全てのアクセスした人をターゲットにしています。しかし今後はコンテンツ提供者を絞って、そこにプロモーションをかけるパターンが考えられます。

現在でも多く用いられている方法ですが、サイトと提携して無料の資料ダウンロードを紹介する記事を書きます。そしてその資料をダウンロードした人に対して、メルマガを中心としたプロモーションを行っていくパターンです。これならば、見込み客へのリーチになるのでアドブロックされる可能性が低くなるのです。

技術的な変化の可能性も

上記で紹介した方法は、現在のアドブロックが有効ということを前提としたものです。しかし技術的にはこのアドブロックをかわして広告を表示するという方法もあるそうです。

現在のアドネットワークについては、それ専用のサーバーがあります。アドネットワーク用のサーバーからサイトにアクセスした際、サーバーにアクセスして読み込んでいます。つまりコンテンツのある場所と広告のある場所は別なのです。だから広告のある場所だけブロックすることが技術的に可能だと言われています。

ブロックされることを避けるのであれば、技術的にはこのアドネットワークサーバーからのダウンロードではない、と偽装する方法も考えられます。もしくは一度ウェブサイトのコンテンツがあるサーバーからダウンロードすればブロックも難しくなるかもしれません。

アウトロードはサーバーシステムに詳しいわけではありませんので、詳しくはわかりません。しかし「PR」表記をしないで広告であることを偽装する記事広告があるように、広告配信を偽装する可能性はなきにしもあらずではないでしょうか。

まとめ:広告がコンテンツ化する

コンテンツ化する広告

広告とコンテンツの質が同等になる…??

アドブロックはAndroidにも出てきましたし、PCの場合はブラウザのアドオンに豊富に存在します。iPhoneもアンドロイドスマートフォンもPCもすべてアドブロックを入れようと思えば入れられる時代になりました。

おそらく今後はどんどん広告が広告としてではなく、コンテンツとして提供されるのではないかと予想されます。ネイティブアドや記事広告のように、コンテンツと広告の境界線がなくなっていくのではないか?と思われます。もちろん広告であるということを表記するために「PR」などの表示は必要です。

しかし表示があろうとなかろうと、コラムや記事、動画などのコンテンツを見て得られるメリットが、広告でも無料コンテンツでも、変わらないレベルになるのではないか?と思われます。もちろん有料コンテンツは別としても、無料のコンテンツと広告の「質」という点からは垣根がなくなるのではないかと予想しています。

無料資料ダウンロード

ノーセールスでは無料で使えるウェブマーケティングの資料をご提供しております。SEO対策やSNS広告を始めとしたウェブマーケティングを基礎から学べます。ぜひ自主学習や勉強会、社内研修などにご利用下さいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です