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成果報酬型SEO対策の前に読んでおきたい、メリットデメリット

成果報酬型のSEOはなぜだめなのか
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ランサーズやクラウドワークスなどでSEO対策の提案をすることがたまにあります。その際、よく言われるのが「成果報酬型でお願いします」ということです。残念ながら原則としてアウトロードでは成果報酬でのSEO対策をお受けしておりません。もし成果報酬でというのであれば、別の方に依頼していただければと思います。

なぜ成果報酬型のSEOを行わないのか、それは顧客のためにならない可能性が高いと判断しているためです。加えてSEO業界で有名な方々ほど、成果報酬型のSEO対策を行っていないこともあり、アウトロードのセミナーでも成果報酬型SEOはおすすめしておりません。

本当に業者の力で上位表示出来たのか?

業者の力がSEOにつながった?

成果報酬型のSEOには上位表示した時にだけ支払いをすればいいので、上位表示されない間のコストを支払わなくてもいいというメリットがあります。しかしメリットだけではなくデメリットも当然あります。

まず一つ目として依頼した業者の力で上位表示されたかどうかが分からないためです。検索順位は様々な要因で変動します。Googleのアップデートアルゴリズムで変わることもあれば、自身でブログやコンテンツを作ったことが影響して変動することもあります。もちろん業者の施策で変動することもあります。

例えばあるキーワードで検索順位が高くなったとします。しかし数日前に検索エンジンのアルゴリズムが変わって、他の強豪サイトが軒並み検索順位を下げた場合、相対的に検索順位は上昇します。この場合、SEO対策の業者の施策が影響していなくても、成果報酬の支払い義務が発生することがあります。

もう一つの事例を紹介しましょう。自社サイトにブログ機能をつけている会社の、ある記事がSNSで拡散して大きくバズったとします。その場合、QDF(Query Deserves Freshness)というアルゴリズムが影響し、自社サイトのコンテンツが上位表示される事になります。この場合も特に何もSEO業者はしていませんが、支払い義務が発生する可能性があります。

このようにSEO対策業者が行った施策に関係なく上位表示するということがあるのです。こういう場合もSEO業者が行った施策のお陰で上位表示したかどうか判別しづらいので、「施策の効果があったから支払ってほしい」と言われたら反論できないのではないでしょうか。実は成果報酬でも必要のない支払いが発生する可能性もあるのです。

上位表示=売上げUP?問い合わせ増?

次に成果報酬型のSEO対策はキーワードごとに上位表示したら、支払い義務が発生する仕組みです。「大阪 飲食店」や「渋谷 バー」のようなキーワードごとに設定します。しかし、キーワードが上位表示していれば売上が上がるのでしょうか?上位表示して支払うコストを回収出来るだけのメリットがあるのかどうかも重要になります。

もちろんちゃんとしたSEO会社なら、効果のないキーワードを提案することはないと思います。しかし中には上位表示しても表示回数が月間100回もないようなキーワードもあります。検索件数の少ないキーワードで上位表示しても、問い合わせは増えません。ECサイトの場合は売上も客数も増えないかと思います。

タイトルとサイト説明文の最適化も必須

またキーワードの選定だけではなく、タイトルとサイト説明文についても最適化が必要になります。例えば「大阪 ホームページ制作」で引っかかったとしても、そのタイトルが短すぎたり、サイト説明文を見てもどういう会社かわからなかったりする場合には、ユーザーは不安になってクリックしてくれません。

たとえ上位表示しても、タイトルやサイト説明文が不適切であればクリックにつながらないのです。アクセス数も増えなければ、問い合わせも売上も上がりません。キーワードごとに上位表示しているからそれでOKではなく、タイトルとサイト説明文についても適切な文章に見直していくことが定期的に必要になるのです。

ずっと上位表示しなくても責任ナシ!

責任はなし!

そして成果報酬型の場合は上位表示しなくても責任が発生しません。仮に上位表示しなかった場合、「SEOをお願いしたのに結果が出ていないのは怠慢だ!」と文句も言いたくなるかもしれません。しかし業者の立場から考えれば労力とコストが見合わない場合には放置したくなるものです。

最初は依頼されたとおりに対策を行うでしょうが、手を変え品を変え施策を行っても上位表示しなければ、それ以上の施策をしても時間と人的コストの無駄になります。結局上位表示しないために、顧客もSEO会社も両方が損をしてしまうのです。

月に50時間も100時間もSEO対策に費やして、上位表示しないから報酬ももらえないとなれば、SEO対策をしようとする人はいないでしょう。業者の立場になって考えてみると、ちょっとした労力で上位表示できるキーワードならやりやすいですが、それ以外の競合が多いキーワードだと後回しにされてしまいがちです

つまり競合の少ないキーワードで上位表示をしようと考えたり、競合の多いキーワードの場合は必要以上に労力をかけないように考えるというわけです。これは結局検索回数も少ないキーワードで上位表示を狙ったり、SEO対策が放置されることになるので顧客のためにもならないのです。そして上位表示しないと業者にとっても利益はありません。

SEOがベストの集客手段なのか?

SEO対策はホームページの歴史と途中から共に歩み始めました。そのため「ホームページは無料・安い」というイメージがあるのと同様に「SEO対策は無料・安い」というイメージがまだまだあります。ですので最初にウェブマーケティングで集客しようとなった場合、多くの人はSEO対策から考えがちです。

しかし今はウェブマーケティングもSEO一辺倒ではありませんし、広告の数も多ければコンテンツマーケティングやSNSを使ったものもあります。プレスリリースを中心にしたほうが効果が高い場合もあれば、チラシを配ったりポスティングなどのリアルで広告宣伝をするほうが効果が高いこともあります。

ランディングページと検索連動型広告の組み合わせ

ランディングページと広告はサプリ系で強い!

SEO対策ももちろん効果的ですし、ほとんどのサイトはまだまだ検索経由での流入が多いために、外せないのは間違いありません。しかしランディングページと検索連動型広告の組み合わせで効果を出している健康食品系の会社も多いのは事実です。

例えばCMでよく流れているにんにくサプリメントや酢のサプリメントなどはウェブマーケティング戦略としてはSEO対策をとっていません。それよりもセールスページを作って広告を配信し、セールスページからサンプルや初回限定価格で販売する、という方法が最も効果を出している事例なのです。

それ以外にもアフィリエイトを行ったり、テレビCM・ラジオCMなどのメディアミックス戦略を行っています。大手の企業でお金があるからこそできることかもしれませんが、SEO対策以外でのマーケティング手段も十分検討したほうが良い事がわかります。健康食品系のウェブマーケティングは良い事例ではないでしょうか。

まとめ:コンサルティング型SEOが一番

顧客と話してコンサルティングが一番

アウトロードでは成果報酬型SEO対策を行っていない具体的な理由をまとめると、次のようになります。

  • Googleのアルゴリズムの変更や自分自身の努力など、SEO会社の施策以外が影響して、上位表示される可能性
  • 上位表示されづらいキーワードでは放置されてしまう可能性
  • 上位表示されてもタイトルやサイト説明文の改善がないとクリックされない可能性
  • SEO対策がベストなマーケティング方法ではない可能性

以上のような理由から、私はコンサルティング型のSEO対策が最も有効であると考えています。コンサルティング型のSEO対策ではウェブマーケティングで達成すべきゴールを聞いて、その業種や競合他社を調べ、最終的にゴールに達成するために必要な集客方法を提案できるのです。もちろんその際SEOを行う事もあればあえて提案から外すこともあります。

SEO対策とは直接関係がないようなことも、一緒にコンサルティングしておくことが重要です。それがあって初めて効果的なウェブマーケティングになります。重要なことはキーワードを上位表示させることではありません。もっと言えばSEO対策を成功させることでもありません。問い合わせを増やすこと・売上を上げることが重要なのです

成果報酬型のSEO対策を行っている会社はたくさんありますし、そのやり方を否定するつもりはありません。アウトロードのやり方は少し違っているというだけです。どちらのやり方がいいかは考え方によって変わるでしょうが、私が考えるには成果報酬型よりもコンサルティング型のSEOが最も顧客のためになると考えております

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