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【完全版】Yahoo!のSEO対策とウェブマーケティング

Yahoo!の検索結果
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現在日本で検索エンジンといえばGoogle、そしてYahoo!の二強になっています。Bingもありますが、利用者は1割にも満たないレベルです。なのでSEO対策というと、GoogleとYahoo!の検索順位対策という考え方が主流になっていると言えるでしょう。

少し前まではYahoo!は独自のアルゴリズムを利用していましたが、現在ではGoogleのアルゴリズムを利用しています。ですので検索順位はYahoo!もGoogleもほぼ同じになっています。しかしSEOの効果という点では違いがあります。

Yahoo!で検索してみたら…

検索結果が…

「Yahoo!ではSEOの効果がGoogleとは違う」とはどういうことでしょうか?「ヤフーの自然検索結果がオワコンとなりつつある件」という他の方のブログエントリーを見ていただければわかります。簡単にいえば検索順位の1位がファーストビューに出てきません。だいぶ下にスクロールして、初めて出てくるほど、非常に低い位置になっているのです。

Yahoo!とGoogleの検索画面事例

ここである日私が検索した画面を見てみましょう。キーワードは「スニーカー メンズ」です。メンズスニーカーを探している人がYahoo!とGoogleで検索した場合どのくらい違うのか?を見てみましょう。

Yahoo!の検索結果

Yahoo!で「スニーカー メンズ」を検索

Googleの検索結果

Googleで「スニーカー メンズ」を検索

ヤフーの場合、Googleと比較すると検索順位が高くても下にスクロールしないとSEO順位1位の検索結果が出てきません。Googleの場合はZOZOTOWNが検索順位で一番になっており、ファーストビューでも見えています。しかしYahoo!の場合はそれが見えていません。下にスクロールしていって初めて出てくるのです。

なぜこのようなことになっているのでしょうか。GoogleとYahoo!の検索結果の違いはリスティング広告とショッピング広告の表示の仕方です。検索結果における広告の配置や数などは下記のような違いがあります。

  • Google…検索連動型広告は上位3つ、Googleショッピングの表示は検索結果の右側
  • Yahoo!…検索連動型広告は上位4つ、Yahoo!ショッピングは自然検索の上側

つまりヤフーの検索は目立つ場所が広告で占められるようになているのです。その割合がGoogleよりも顕著です。たとえSEO対策を施して、上位表示ができたとしてもヤフーからの集客・アクセスはGoogleよりも低くなル可能性が高いと思っていいでしょう。

スマートフォンの場合の検索表示

最近はスマートフォンからのアクセスがPCからのアクセスを上回っているサイトも増えており、スマートフォン対応は必須になっています。ですので、スマートフォンでの順位もそれぞれ見てみましょう。私のスマートフォン(Nexus5)でスクリーンショットをそれぞれとってみました。キーワードは同じく「スニーカー メンズ」です。

GoogletYahoo!のスマートフォン検索結果

Yahoo!とGoogleのスマートフォン検索で「スニーカー メンズ」の検索結果

検索結果はスマートフォンでも同じです。グーグルの場合はやはりSEO順位1位になっているZOZOTOWNは見えていますが、Yahoo!の場合は広告だけで埋められてしまいます。ちなみにYahoo!はこのリスティング広告の下に、PCと同じようにヤフーショッピングのページが続いていますので、かなり下にスクロールしなければ検索順位1位は出てきません。

PCでもスマートフォンでも、ヤフーはSEO順位1位がかなり下の方になっていて、ファーストビューにも出てこないというのが現状です。

ではヤフーは広告が効果的か?

ただ上位表示がリスティング広告で占められているのであれば、「リスティング広告を中心に運用すればいいじゃない!」そういうふうに考えるのが自然でしょう。確かにリスティング広告はYahoo!ではかなり優遇されているので、上位に表示できます。お金をかけて広告を出せば露出は上がるし、クリックの確率も上がります。

しかしそう簡単にいかないのが現実です。リスティング広告の運用を現在も行っている人ならわかると思いますが、徐々にリスティング広告費用は上昇傾向にあるのです。中には驚くほど高い金額で入札しなければならないキーワードも存在します。例に上げている「スニーカー メンズ」であれば、キーワードアドバイスツールによると59円になっています(2015年3月22日現在)。

これはまだましな方です。入札単価が100円を切っているレベルであれば、出稿価値は十分にあるでしょうが、中には驚くほどのキーワードも存在します。一つの例として薬剤師の求人関連があります。「大阪 薬剤師 求人」で9,246円、「薬剤師 転職」で7,843円になっています(2015年3月22日現在)。とても個人や中小企業が1クリックのために出せる金額ではないでしょう。

大手ならばこの高騰する広告費用も払えるかもしれません。しかし個人や中小企業にとってはかなり厳しいのではないでしょうか。すぐにビッグワードではリスティング広告費用が高くなってしまい、1ページ目に表示するのが難しくなることが予想されます。もちろん、現在は入札単価の低い「スニーカー メンズ」は出稿価値は十分あると思います。

しかしこれがいつまでも続くとは限りません。日本はSEOやリスティング・モバイル広告が欧米に比べると導入が遅れていると言われています。ですので、今はまだ先行者利益を得られる可能性は十分あります。それも競合が徐々に参入してくれば、入札単価も徐々に上がっていくと考えられます。リスティング広告は今はいいですが、将来的にも通用するかは不明なのです。

結局ヤフーのSEO対策はどうしたらいいの?

ロングテールがキーになる

以上の考察から見られるYahoo!の検索結果表示というのは以下のとおりです。

  • 検索結果上位はリスティング広告・ショッピング広告が入り、自然検索順位1位でもファーストビューに入らない
  • リスティング広告の入札単価が低いキーワードもあるが、中には1万円近い入札単価のキーワードもある

このような特徴があるヤフーでのSEO対策はいったいどのようにしたらいいのでしょうか?ヤフーとGoogleはSEO対策のアルゴリズムは同じですから、検索順位も同じになります。ですのでSEO対策として行えることは限られています。それを考慮した上で結論としては下記の2つになるかと思います。

  1. リスティング広告・ショッピング広告の出稿
  2. ロングテールキーワードを狙う

リスティング広告にお金をかける

一つの方法はリスティング広告にお金をかけることです。これが最も簡単で、最もヤフーからのアクセス・集客を増やす方法だといえるでしょう。厳密にSEO対策か?と言われるとそうではないでしょう。しかしヤフーのやり方に沿って考えれば、リスティング広告は効果的です。特に早い段階で出稿するのはオススメできます。

まだ現在は「スニーカー メンズ」のような入札単価の低いキーワードもあります。5000円のスニーカーが10回のクリックで売れたならば、広告費590円に対して5000円の売上ですから悪くないでしょう。今は入札単価の低いキーワードがまだ多いですから、キーワードアドバイスツールで探してみるといいでしょう。

ただ上記でも紹介しているように、入札価格がすでに高騰している分野・業界もあります。こういった業界についてはリスティング広告以外をおすすめします。いずれにしても、まずは現在の広告単価がどのようになっているのかの調査が必要です。入札単価が極端に高ければ、リスティング広告は使えないでしょう。

ロングテールキーワードなら可能性が

もう一つの方法はロングテールを狙う方法です。言い方を変えればスモールワードを狙っていくSEO対策は効果が期待できます。ヤフーのリスティング広告やショッピング広告などがファーストビューに出てくると言いましたが、これはビッグキーワードの場合です。スモールキーワードの場合は今のところ出てきません。またヤフーショッピングの広告も、ショッピングに関係していないワードなら出てこないのです。

例えば下記は「ホームページ制作 和歌山市」で検索した画面のスクリーンショットです。このようにリスティング広告は右側だけ、自然検索が一番上で目立つ場所にあります。ショッピング広告も当然出てきていません。

ヤフーの検索結果その2

「ホームページ制作 和歌山市」でのヤフー検索結果

つまりYahoo!ではスモールワードの場合はまだまだリスティング広告の枠がなく(または少ない)、その分SEO上位表示が効果的ということです。もちろん「ホームページ制作 和歌山市」という限定されたキーワードだからこそ、このような結果になっているわけで「ホームページ制作 梅田」のようなボリュームの大きいキーワードではリスティング広告が上位表示しています。

ですのでいろいろなスモールキーワードに引っかかるようにロングテール対策をするというのがヤフーからのアクセスを増やす方法の一つと言えるでしょう。ロングテールでスモールワードを目指すならヤフーの広告に邪魔されることはありません。今のところですが。

まとめ:Yahoo!の検索は捨てがたい

以上、Yahoo!の検索における効果的なSEO対策というのを考えてきました。今でも日本におけるYahoo!というのは、すごく重要な位置を占めています。検索といえばGoogleを利用する人もいますが、それと同じかそれ以上の人数がYahoo!で検索をしているのです。日本で商売をする以上、ヤフージャパンは無視できません。

しかし「スニーカー メンズ」の検索に見るように、Yahoo!の広告が多いというのはあまり好ましいことではありません。Googleのアルゴリズムはできるだけユーザーが求めている検索結果を返そうと、試行錯誤をしてきました。様々なアップデートを重ねてきて、スパムや情報量の低いサイトを排除することに成功しつつあります。

現在、ヤフーはリスティング広告やヤフーショッピングなどが上位表示されています。しかしそれはユーザーにとって最も有益な情報なのでしょうか。ユーザーに取って使いやすいのでしょうか。Yahoo!の検索結果を見るとGoogleとは逆に進もうとしているのではないか、ユーザーのためになっていないのではないかと疑問に思うこともあります。

とはいえ商売をしていく上ではYahoo!やGoogleなどの検索エンジンからの流入というのを考えないわけには行きません。特に日本ではYahoo!からの流入は重要です。今のYahoo!の考え方を理解して割り切った対策を行っていくことも、必要でしょう。

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