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ネットショップは作るべきではない!?Eコマースを行う前の確認項目

ウェブショップは自社サイトから始めるべき?
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コンサルティングの依頼で一般のコーポレートサイトの活用に関する依頼も受けておりますが、それ以上に多く相談されるのはECサイトです。アウトロードでもECサイトの運用について、より売上を上げるための相談を受けることは多々あります。それだけ皆さん困っているということでしょう。

ECサイト向けの研修やセミナーなどでも話しているのですが、ネットショップで何かを売ろうとした時に多くの人が最初に考えるのは「ネットショップをつくろう!」ということです。しかし残念ながらそれは間違いです。Eコマースを始めるならネットショップづくりは最後にすべきです

ウェブショップサイトを最初に作らない理由

どうしてもEコマースを始めるとなると最初はネットショップを作るところから、と考えてしまいがちです。そしてネットショップを作りたいとサイトの製作会社に依頼するでしょうが、今はウェブ上でモノを売買することは何も自分のサイトを持っていなくても行うことは可能です。

むしろ今はウェブショップを持つよりもそれ以外の方法を使ったほうが、楽に売買を行うことができます。私は相談された場合、商品数や規模にもよりますが原則としてヤフオク、もしくはAmazonのマーケットプレイスで販売することをおすすめしています。自社サイトの制作は最後にした方がいいでしょう。

なぜこのようなアドバイスをしているか?というと、ちゃんとした理由があります。

  • 規模が小さいとコストを回収できない
  • SEOを始めとする集客力が圧倒的に違う
  • 信用や安心感の差
  • 運営の手間を削減することができる

少ない商品点数ではサイト制作コストを回収できない

多くの人はウェブショップを始めるときにはたいてい小規模から始めるでしょう。商品点数も10~30程度ではないでしょうか。それならウェブショップを作った後のコストを回収するのが難しく、時間がかかります。Eコマースサイトを自社で作れば数十万円はかかります。

仮に制作費用が30万円だったとしましょう。そのコストを回収するために、一つの商品を販売した時の利益が500円だと仮定します。30万円のサイト製作費を回収するためにはなんと600個も販売しなければなりません。1からサイトを立ち上げて600個販売することはかなりの労力が必要になります。

そしてアマゾンにしてもヤフオクにしても出品してから顧客が購入するページをわざわざ作りこんだりする必要がありません。ネットが苦手という人も文章を打って写真をアップするだけで簡単に周りと同じページが作れます。わざわざ製作会社に毎回連絡する手間もいらないのです。

ヤフオクやアマゾンの集客力に頼れる

外部の人やサービスを頼ることも重要

もし自社サイトを作ったとした場合、その他のサイトと言うのは原則としてライバルになります。子供服の中古販売をしようと思って、引き取った子供服を綺麗に洗って販売する商売をした場合、楽天の子供服販売ショップやAmazonのショップ、その他の自社サイトのショップはすべてライバルになります。

インターネットの世界はSEOや広告など、お金を使ってお客を集めるために各社が必死です。自社サイトでAmazonやヤフオクと対決し、勝てるだけの集客を行うことは至難の業です。特に中小零細業者や個人事業主ではまず勝てません。アクセスもほとんどあがらないでしょう。大手にSEO対策で勝つことも難しいのです。

そこでヤフオクやアマゾンに出品することで、その集客力を頼るのです。SEOも強ければアプリもあるし、広告も出しています。そういった集客をヤフオクやAmazonがしてくれるのです。もちろんその分手数料や登録料などが必要になってきますが、圧倒的に販売できる力が違うため、出費を回収することも難しくはありません。

自社サイトで信頼を集めるのは至難の業

またあなたがもしネットで買い物をするとしたら、自社サイトだけで販売している会社とAmazonやヤフオクに出品している会社、どちらのほうが信用があると思うでしょうか。自社サイトは信用が非常に低いのです。「クレジットカードの番号が流出しないか」や「商品が送られてこないのではないか」と顧客は心配します。

しかしAmazonやヤフオクなら大手の看板があり、その分の信用があります。そしてヤフオクやアマゾンは事前にメールや電話でやりとりをすることもできます。そして口コミ評価を見ることもできるため、信頼が高いのです。この信用を得るために個人のウェブショップではかなり時間と実績が必要になります。

フルフィルメント、出品代行サービスなどが使える

外部の代行サービスの力を借りよう

自社サイト運営も一応は外部委託するサービスを行っている会社もありますが、ヤフオクには出品代行サービスなど便利なサービスが有ります。またアマゾンはさらに便利で、フルフィルメントサービスというのがあり、アマゾンの倉庫で在庫管理から出費・代金回収などまで全て行ってもらえます。

手数料は当然取られますが、1人で多くの商品を扱うことも可能なのです。商品を購入した顧客対応だけは自分で行い、後はすべてフルフィルメントサービスや出品代行サービスに任せる、なんていうことも可能です。ウェブショップを運営すると何かとやらなければいけないことは多いですが、その多くを代行してもらえます。

最初は小さく、そしてモールや自社サイト展開を

以上のように、一般的にウェブショップを作りたいという人にはまずはウェブショップを制作するということから離れて考えるようにしてもらっています。最初はヤフオクやアマゾンで十分ですし、そのほうが結果的にコストも掛からないし、うまく売上を伸ばしていくことができるのです。

一度訪問させていただいたことのある、大阪の靴をWEBで販売している会社があります。この会社は最初、非常に小さくヤフオクで販売をしていたといいます。HTMLというのも知らず、エクセルやワードもうまく扱えない中、手書きで書類を書くなどしていたそうです。次第に多くの商品が売れるようになっていきました。

そして商品が売れ出してから初めて、多くのポンパレモールやDeNAなどに展開するようになったのです。ヤフオクやアマゾンで販売し、うまく行き始めたら楽天やDeNAなどのモールへの展開が今はおすすめです。やはりここもモールの集客力と信用を利用することができることが自社サイト運営よりも大きなアドバンテージになります。

かくして現在は他店舗展開を行い、自社サイトも運営しています。何千何万という商品を販売するまでの会社になったのです。最初は小さく始めて、徐々にいろいろなところに展開していくということがリスクも少なく確実、そして成功している事例が多いのです。

まとめ:ゼロベースでEコマース事業を考える

固定観念を取り払い、ゼロベースでeコマースを考える

アウトロードはクラウドワークスやランサーズなどに登録しており、SEO対策などに関する相談に乗ることもあります。その際に最初からウェブショップを作ってしまって、なかなか売上が上がらずにSEO対策の依頼を出している事例をちらほら見かけます。残念ながらおそらくSEO対策もこういう場合にはかなり難しいでしょう。

まずはEコマースやウェブショップと言えば自社サイト、というような考えを捨ててゼロベースで自社の事業を見つめなおすのがいいでしょう。ウェブサイトを作れるか?発送や梱包はどうするか?代金回収は?集客やSEOは?在庫管理は?商品管理は?などなど、やらなければいけないことは多数あります。

それらを少ない人数で回すためにも、外部の力やサービスを使っていかなければいけません。特に最初から自社サイトとなると、全てを自分で行わなければいけません。しかし今はアマゾンやヤフオクと言った便利なサービスがあります。その付随サービスとしてのフルフィルメントや代行出品などもあります。

まずはウェブショップをやろうと思ったら、一度立ち止まってみて下記のウェブマスターアカデミーの言葉を読んでみてください。そして自社でヒト・モノ・カネがどのくらいあるのかを見つめなおすことをおすすめします。

ウェブ上での存在感(プレゼンス)を示すには多くの方法があり、ウェブサイトを作成することは 1 つの方法にすぎません。他のタイプのウェブ プレゼンスとしては、ソーシャル メディア チャンネルや顧客がビジネスをレビューできるサイトなどがあります。ウェブサイトの作成を開始する前に、さまざまなタイプのウェブ プレゼンスがもたらす効果やそれぞれのタイプに関するコストとメリットを把握していることを確認してください。

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