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日本は中国に負けている!展示会場ランキングから見た日本の展示会

日本の展示会場
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展示会といえば世界中どこでも昔から行われている、自社や自社商品のPRに使える方法の一つです。ブースを設置し、そこで目立つように動くことで、何万人という人にPRすることができるのです。ですから日本でも世界でも展示会は毎日何かしら行われています。

さて展示会に関して「このままでは日本の展示会市場が中国に無償譲渡される — 本元 勝」という記事がありました。東京オリンピックの年は3割弱の展示会しか開催できない状況だそうです。東京ビッグサイトや幕張メッセはマスコミ用に貸し出されたりするので、毎年行われている展示会ができないそうです。

実は今も日本は先進国ではありますが、展示会に限って言えば日本は先進国ではありません。展示会を世界でリードしているのは2017年5月現在、中国やドイツなのです。

東京ビッグサイトの面積は世界68位

日本の展示会といえば東京は東京ビッグサイトと幕張メッセ、大阪はインテックス大阪があります。この3つの展示会場が日本のビッグ3なのですが、最も面積の大きい東京ビッグサイトも、世界で比較するとなんと68番目の大きさなのです。幕張メッセは92番目、インテックス大阪は95番目となっています(参照:展示会場面積ランキング)。

最も大きい展示会場はドイツであり、次に大きいのが上海となっています。ドイツハノーバーにある展示会場は46.6万平方メートル、上海にある展示会場は40万平方メートルとなっています。ちなみに日本の東京ビッグサイトは9.6万平方メートル、幕張メッセは7.2万平方メートル、インテックス大阪は7万平方メートルです。

同じアジアである上海の展示会場は東京ビッグサイトの4倍以上の大きさになっています。その昔、橋下徹さんが「インテックス大阪では展示会場は小さい、大きな展示会場が必要だ」とおっしゃっていましたが、まさにそれが現実なのです。日本はアジアでも中規模程度の展示会場しか持っていない、ということです。

展示会の役割、期待される効果とは何か

AISCEASの法則

そもそも企業が展示会に出展する意味とは何なのでしょうか?ここで考えてほしいのがAISCEAS(アイシーズ)の法則です。広告モデルの一つで、Webが発達した現在、使われているモデルです。ユーザー・消費者はものやサービスを知って、興味を抱いた後、自ら検索で調べたあとで購入や問い合わせを行うというものです。さらにBtoCであればその後にSNSを使ったシェアを行う可能性も高いでしょう。

展示会の役割はこの中でも認知を上げるという点にあります。Attention(注意)、Interest(興味)を持ってもらい、検索やさらに深い情報を得てもらうために利用するのが展示会です。つまり展示会で直接的な売上を上げられることはほとんどありません。例えばモーターショウで自動車を見たからと言って、その場で「よし、買おう!」と購入・決済する人はほとんどいません。

しかし購入をする人はいなくても、新登場の商品や新しいコンセプトを多くの人に知ってもらうという点では、大変展示会は利用できます。日本でも数万人の来場者がありますから、展示会で来場される方々に対して商品や会社をアピールできます。

アピールするなら展示会は大きい方が有利

展示会は購入を促すのではなく、自社や自社製品のPRに使うものであるということを上記にてご説明しました。であるならばおわかりかと思いますが、より大きな展示会場でより多くの人が来場してくれたほうが、PRの効果は高くなります。ということは、上海やドイツのように大きな展示会場を作ることは、理にかなっているのです。

逆に言えば日本の展示会は東京ビッグサイトや幕張メッセ、インテックス大阪で行われますが、ドイツや上海に比べて規模が小さいものになります。規模が小さいために、来場者も少なくなりますし、PRの効果も劣ってしまいます。国内向けのサービスであれば問題ないかもしれませんが、グローバルに展開するサービスであれば、特に日本の展示会場は物足りないでしょう。

ですのでどうしてもアジアでは日本の展示会よりも上海の展示会に注目が集まってしまうのは仕方ないことなのです。

まとめ:世界へのPRは上海の展示会で

日本の展示会場が小さい、世界やアジアで負けているということは日本で展示会を主催しているリードエグジビションジャパンなどが1番理解していて、焦りを感じています。実際、昔は日本がモーターショウなどでは1番盛り上がりがありましたが、今や上海の方が盛り上がっていると言われています。

日本国内へのPRのために東京ビッグサイトや幕張メッセ、インテックス大阪の展示会へ出展するのは悪くないでしょう。しかし世界にサービスを打って出たい、というのであれば、日本の展示会ではなく上海の展示会を選ぶのがベターでしょう。アジアの中心はすでに中国にある、展示会を比較すればよく分かるでしょう。

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