ノーセールスは20代30代の若手ビジネスマン、また就活生向けに「ビジネスに役立つコラム」を掲載しています。マーケティングやWebの技術などをメインに掲載していますのでお役立てください。

ウェブ広告・旧メディア広告の違いとユーザーファースト

どの方向を向いているのか
スポンサードリンク

ウェブ広告と旧メディア広告の違いというとどういうものがあるでしょうか。

ウェブ広告といえばリスティング広告やアドネットワーク、アフィリエイトやネイティブアドなどの記事広告などがあります。

一方の旧メディア広告は新聞広告、雑誌の一面広告、テレビ・ラジオのCM等があるでしょう。

このウェブ系と旧メディア系の違いは「枠の概念」と「ユーザーファースト」の違いがあります。

枠の概念があるかないか

ウェブ広告、その中でもリスティング広告やアドネットワーク系の広告というのは始めようとしたその場で出稿することができます。GoogleやYahoo!のアカウントを持っていれば、特に問題なく始める事ができます。それこそ1時間ほどの設定で最初から行えるのです。

一方のテレビ・ラジオCMであるとか雑誌・新聞の広告となると「枠」という概念がでてきます。7時~8時の間にCMを打ちたいのであれば、その間には枠があって希望する企業が全て出稿できるわけではありません。面白い話として、その昔大手広告代理店が検索連動型広告の枠の販売権を買おうとして、枠の概念がないと言われ断られた、という逸話があります。

ウェブ広告はGoogleやYahoo!などのプラットフォームがあり、そちらと直接契約をするので広告代理店は必要ありません。一方、テレビやラジオなどでは広告代理店が枠を売っているので、広告代理店に依頼をしなければ出稿することが出来ないという違いがあります。

ユーザーではなくクライアントを向きがち

この枠の概念というのがある意味では姿勢の違いを生んでいると言えるでしょう

枠の販売権を持っているとなると、この枠をいかに企業に買ってもらうか、長く使ってもらうかを考えなければなりません。そうなるとクライアント側を向くことになります。クライアントの喜ぶようなCMや広告を作る必要があります。

もちろんこれは一般的な商売としてお金を払ってくれる人の方を向くと言うのは間違いではありません。むしろ正しい、と言えるでしょう。

しかしウェブ広告の場合はだいぶ違います。クライアントの方を向くのは当然ですが、クライアントの前にユーザーの方を向く必要があります。そのわかり易い例がオモコロなどのメディアが行っている記事広告・タイアップ広告です。

ユーザーファーストな記事広告

例えば【阿鼻叫喚】ゾンビが大量発生したらどう立て篭もるべき?その道のプロに聞くという記事広告があります。こちらはゾンビゲームがアプリで出るので、そのアプリのPRや広告のために、アプリメーカーが出稿しています。

ただ、この記事を見てもらえればわかるようにほとんどこのアプリの説明はありません。アプリのことは最初と最後にちらっと触れられていますが、それ以外はゾンビが出てきたらどうやって生き延びるか?という話ばかりです。

クライアントであるゾンビゲームアプリの会社をアピールしても、そういうものに興味がある人は一部です。「いかに多くの人に読んでもらうか?」ということを考え、ゾンビの世界を生き延びる方法というコンテンツを提供しています。

一般的な旧メディアの広告から考えると「???」という感じでしょう。ですがこのウェブ広告にはちゃんと順番があります。

  1. 多くの人が見てくれる、面白い記事を書く
  2. 多くのネットユーザーが見てくれ、シェアをしてくれて満足してくれる
  3. 読んでくれたユーザーはクライアントに悪い印象を持たず、一部の人はダウンロードをする

以上のように、まずはユーザーファーストであり、ユーザーを面白いコンテンツで集めます。そしてクライアントのアピールは最初と最後の少しだけにしてホントに興味のある人だけダウンロードしてもらう、という考え方になっています。

リスティング広告もユーザーの反応を1番見なければダメ

これは検索連動型広告などのリスティング広告も同じです。リスティング広告も「多くクリックしてもらう」「コンバージョンを増やす」というユーザーの行動を1番に考えます。ユーザーが望ましい行動、例えば広告をクリックして商品購入や問い合わせをしてもらうということを1番に考えなければいけません。そしてその望ましいユーザーの行動が増えれば、クライアントにとっても業績が上がるのでプラスになるという考えを持っています。

ですのでリスティング広告であるとかネット系の広告を行う場合によくあるのが、クライアントが「こうしてほしい」と言った通りに行わないということです。「こういう広告がいい」「こういう人に向けて行いたい」という要望が必ずクライアントからありますが、それが必ずしもユーザーにとってプラスや有益になるか?というとそうではありません。

特にリスティング広告のような数字で反応がはっきりとわかるものについては、クライアントがどんなに言おうとも「数字ではこうなっているので、ユーザーの動向を見て広告を出しましょう」と提案しなければなりません。独りよがりな広告を出しても、それはムダでしかありません。

旧メディア広告がクライアント側を向きがちな理由

ユーザーの反応こそ重要

「そんな広告を見るユーザーのことを考えるのは、何もウェブだけじゃない。」と考える人も多いでしょう。それはその通りです。ちゃんと広告を打って反応がなければ意味が無いのは旧メディアもウェブも同じです。

ですが旧メディアは広告の反応をはっきりと測定できません。視聴率や発行部数などの指標はありますが、それはあくまでメディアとしての力・コンテンツとしての力であって、広告の反応はわかりづらいものです。

通販番組のように電話の数などでわかるものもありますが、テレビCMなどは反応率はわかりづらく、「テレビCMを見て購入した」「テレビCMを見て来店した」という人ははっきりと測定することが難しいでしょう。

だからクライアントの言うとおりにする以外に方法がないわけです。クライアントの求めるものを作り、広告を出稿していればとりあえずクライアントは満足します。ユーザーの反応などは「測定が難しい」とでも言っておけばいいわけです。それでもお金を払ってくれたら、それで広告代理店としてはOKなのでしょう。

そういう「クライアントに喜ばれるために」と考えた結果、水増ししたネットの数字を出してしまったのかもしれません。

まとめ:広告はユーザーファーストであるべき

とは言え広告はやはりユーザーファーストであるべきです。ユーザーに喜ばれるものを作るというのは広告にも必要なことではないでしょうか。ユーザーが喜ぶからクライアントも喜びます。クライアントが喜んだらユーザーが喜ぶか?というとそれは必ずしも言えないでしょう。

リスティング広告であっても旧メディアの広告であっても、ユーザーに喜んでもらってクライアントに喜んでもらうという順番は間違わないようにしたいものです。

無料資料ダウンロード

ノーセールスでは無料で使えるウェブマーケティングの資料をご提供しております。SEO対策やSNS広告を始めとしたウェブマーケティングを基礎から学べます。ぜひ自主学習や勉強会、社内研修などにご利用下さいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です