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消費者にとっては業界の賞はまったく役に立たない

消費者置いてけぼりの業界内受賞
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業界ごとに何らかの賞というのがたくさん設定されています。広告関係であれば、宣伝会議賞やコピーライティングに関する賞などがあります。デザイン業界もグッドデザイン賞などがあります。ウーマン・オブ・ザ・イヤーなんていうのもありますね。

色々な賞が業界ごとにあるわけですが、これらの賞は残念ながら一般の消費者には何の役にも立ちません。加えて消費者にとっては「それなに?」と疑問だけ浮かんで、迷わせるようなものだったりします。

賞を取ったCMが消費者に刺さる?

日本でも世界でも、たくさんのCMがテレビで流れていますが、実はこのCMに関する賞というのも存在します。受賞するためにCMを作っているわけではないにせよ、クリエイターとしては受賞することは認められたことになりますし、嬉しくなるでしょう。

ただ、消費者やユーザーにとっては受賞したCMこそがよいものであり、受賞したCMの商品をバンバン買うか?というとそうではないことはわかるでしょう。CMがよりクリエイティブだから商品を買う、なんていう行動はしないわけです。

企業経営者としても、別に受賞するためにCMを打っているわけではありません。CMは認知を高めるために流すわけで、たくさんのお金を払って少しでも多くの人に商品や企業を知ってもらいたい、そういう理由でCMを出していると考えられます。

受賞で喜ぶのはクリエイター業界、CM業界だけでしょう。消費者にとっても企業にとっても、さほど重要なことではないのです。

同じ業界内での知名度を高めるためには有効

消費者以外の知名度アップには役立つ?

ただ、この賞を取るというのは業界内認知を高めるためには非常に使える方法だといえます。パブリシティのような使い方、つまりプレスリリースを使って取材してもらうのと同じような効果が考えられるということです。特に日本全国で知られている賞と、業界内だけで知られている賞ではだいぶ広まる部分は違ってきます。

業界内の賞、例えばCMに関してのコンテストがあることを一般消費者は知っているでしょうか?コピーライティングに関するコンテストがあることを知っているでしょうか?多くのコンテスト・賞は業界内では有効であっても、一般消費者に対しては有効に働くものではないのです。

逆に考えれば一般消費者に売るような商品は難しいとしても、業界内での知名度が高くなることで仕事がしやすくなる業種もあるでしょう。例えばデザイナーなどはその顕著な例です。デザインの賞をとれば、業界内の評判が高まって仕事の紹介も増えることが考えられます。

というように受賞することに全く意味がないわけではないので、「自社のビジネスにとって重要か?」を考えるとよいかと思います。

結論:賞を取ることよりも本質を極めるべし

賞をとったとしても、その受賞から急に人生が変わるとか急に会社の製品・サービスの品質が格段に上がるとか、利益が増えるということはありません。コツコツビジネスの本質を突き詰めていくことで、利益が少しずつ増えていくし、製品・サービスの品質が上がり、消費者やユーザーから信頼されるようになるでしょう。

何らかの賞をとって「一気に売れてやる!」と考えているのであれば、それは失敗する可能性が非常に高いのでやめておいたほうがいいでしょう。そんなことよりも本質を極めるためにコツコツ精進することが、ビジネスのポイントではないかと思います。

プレスリリースなどでもそうですが、マスコミに取り上げられたらそれだけですべて変わると思ったら大間違いです。ビジネスは一朝一夕には行かず、コツコツやるしかないのですから。

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