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可処分時間とは?顧客にどうやって時間を提供してもらうか

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可処分所得と言うのは皆さんご存知の単語だと思います。税金や保険料等、必ず発生する支払いを差し引いて、実際に自分が使えるお金のことを可処分所得と言います。では可処分時間というのはご存知でしょうか。

近年、可処分時間という概念が出来て話題になっています。始まりはPCやスマートフォンなどでインターネットが楽しめるようになったのがきっかけです。そしてこの可処分時間がビジネスの一つのキーポイントになりつつあります。

可処分時間とはなにか?

ではまずそもそも可処分時間とはなんでしょうか。これは可処分所得と同じように実際に使える時間のことを指します。1日は24時間存在しますし、1週間は×7で168時間あります。これらの時間で実際に自分が好きな様に使える時間を可処分時間といいます。

例えば1日24時間のなかで睡眠はたいてい7,8時間取ります。そして会社で仕事をしないといけません。これだけでも24時間のうち16時間は固定された時間です。また、会社に通勤する往復の時間もありますし、お風呂に入ったりご飯を作って食べたりする時間も確保しないとダメでしょう。

こうして考えると実際に平日に多くの人が自分の好きな様に使える時間はおおよそ4時間くらいしか無い、というふうに考えられます。休日だと12時間くらいはあるかと思いますが、これが可処分時間です。お金も使えばなくなる有限ですが、時間も経過すればなくなる有限のものという考え方を可処分時間と言います。

可処分時間の多くを占めてきたテレビ

テレビが可処分時間を多く奪う

テレビは可処分時間をたくさん使っています

そしてこの可処分時間の多くを占めてきたのが、昔から今も変わらずテレビだとされています。一人暮らしの人は家に帰るととりあえずテレビのスイッチを入れる、という人は今も多いと思います。サラリーマンのお父さんは家に帰ったらビールを飲みながらテレビで野球中継を見る、というのも定番でしょう。

多くの家庭でテレビが普及し、テレビが可処分時間の多くを消費していたのですが、そこに出てきたのがインターネットです。インターネットが普及するようになって、インターネットを見ることに時間が使われるようになってきました。最初はパソコンだけだったのですが、それでもインターネットは勢いがありました。

そして更に拍車をかけたのがスマートフォンやタブレットの出現です。特にスマートフォンでインターネットを簡単にできるようになったので、多くの人がインターネットに時間を使うようになりました。こうしてテレビに使われていた可処分時間が、徐々にインターネットに使われるようになりつつあるのです。

スマートフォンの最大の強みは「ながら」ができること

今では若者を中心として、スマートフォンが最も可処分時間が多いといえるかもしれません。Lineやツムツム・モンストなどのゲーム、ニコニコ動画やYouTube、instagramなどのSNSを使うなど、多くの若者がスマートフォンを使っています。では若者はどういう時につかっているのでしょうか?

こちらのレポートには若者がどういう時にスマートフォンを利用しているか?をまとめてあります。このレポートでは若者は朝食時にはあまり使っていないけれども、それ以降はたくさんスマートフォンを利用しています。通勤中、昼食中、帰宅中、就寝前とかなり高い割合でスマートフォンに自身の可処分時間を割いています。

ここでポイントの一つとしてレポートにははっきりと書かれていないですが、帰宅後から就寝前までテレビもそれなりの割合で見られています。スマートフォンを利用する割合と同じくらいです。つまりこれはながら利用をしていると考えられます。テレビを見ながらスマートフォンを使っているのです。

スマートフォンが使われている時間帯を見てもながらながら利用が多いのが特徴です。通勤しながら、帰宅しながら、昼ごはんを食べながら…という風に考えられます。なので可処分時間を効率的に利用出来るというわけです。可処分時間を効率的に利用できるからこそ、スマートフォンが普及しているのかもしれません。

可処分時間と対広告費割合

もう一つ、可処分時間に対するレポートがあります。アメリカのレポートではありますが非常に示唆に富むので紹介します。2013年のレポートですが、可処分時間と広告費を比較してみた図です。こちらの記事が丁寧に解説してくれています

こちらの記事ではどのデバイス・媒体に対して可処分時間を割いているのか、そして企業の広告費はどの媒体に向けて発信されているか?を比較しています。テレビやラジオ、PCのインターネットはだいたい可処分時間と対広告費割合は同じくらいですが、モバイルは可処分時間の方が多く、また新聞・雑誌は広告費のほうが多くなっています。

可処分所得と広告費割合

新聞雑誌は広告費が過剰、モバイルはまだまだ広告市場が伸びる余地があります。

つまりこのレポートではまだまだモバイルには広告をたくさん投入してもペイするよ、ということを言っているわけです。もちろんこれは簡単にそうは言えません。日本でも同じようにスマートフォン利用は可処分時間で言えばかなり長いですが、利用しているのは学生など比較的お金を持たない層が多いです。

逆に新聞雑誌はお金を持っている高齢者が多く利用しているので、可処分時間全体で見れば少なくてもお金をたくさん落としてもらえるので、広告費が出ているとも言えます。平均収入をグラフに一つ加えたら、だいぶ違った印象になるかもしれません。

とは言え多くの可処分時間がスマートフォンに奪われているのは事実です。

まとめ:金銭に加えて時間も頂戴する感覚を

今回の記事からわかることはモノやサービスを消費者に買ってもらう時に時間も消費してもらう、ということも考えないといけないということです。お金を頂戴するのは当然ながら、それにくわえて消費者・利用者の時間も消費しているのです。お金と時間、両方を消費して顧客が納得するモノやサービスを提供しないといけない時代になったと言えます。

ちなみにフリーランスになると打ち合わせが好きじゃなくなります。正確に言えば初回や2回目は必須だと認識していますが、それ以降の雑談だけの打ち合わせなどはあまり好きじゃなくなります。会社員だとそういう親睦を深めたり情報交換も必要ですが、フリーランスは時間をできるだけ効率的に使って売上に結び付けたいと思っています。

ですから会社員以上に時間の使い方にシビアになる傾向があります。これも一つの時間とお金という効率的に使うという意味では、似たような事例ではないでしょうか。

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