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なぜグノシーは大赤字なのに倒産しないのか?

お金はたくさん持っているだけではダメ
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ニュースサービスのGunosyというサイトをご存知でしょうか。キュレーションサイトの魁とも言えるウェブサービスで、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアと連携させて利用します。SNSでの情報を見て「この人はこういうことに興味がある」と判断し、興味の有りそうなニュースを配信するというものです。

一時期堀江貴文さんを中心として、有名人が利用していたということもあってすごく騒がれてユーザーも増えました。CMでみたことがあるという人もいると思いますし、現在も使っている人も多いでしょう。そんな大人気のサービスが赤字だというのです。一体どういうことなのでしょうか。

ニュースサービスのグノシーが赤字と報道される

グノシー大赤字の件

2014年の9月にグノシーが大赤字であるというニュースが流れ、SNSではかなり盛り上がりました。著名人も使っている、SNSでもたくさんの利用者がいたし、テレビCMを打てるくらいだった企業です。にも関わらずなぜ赤字になるの?と思うでしょう。今回グノシーは多くの広告宣伝費を使ったとされています。特にテレビCMのコストが大きかったとされています。

その結果売上を大きく上回る14億円近い赤字を計上することになりました。ちなみに売上高はおよそ3億5900万円と言われているので、かなりの費用をかけて広告宣伝したわけです。だから費用が大きくかかって赤字になってしまったというわけです。

なぜ大赤字でも倒産しないの?

大赤字とはいえ今も元気にグノシーは営業しています。しかしここで疑問に思うのは「どうしてこんなに赤字なのに倒産しないの?」というものです。確かに赤字というと良くないイメージがありますし、少なくとも収入より出費のほうが多くかかっているわけです。倒産してもおかしくないと考えるのが自然でしょう。

しかし赤字であっても倒産しないことは企業では珍しくありません。むしろ黒字倒産と言う言葉もあるくらいで、黒字であっても倒産することは多いのです。なぜか?これはキャッシュがどのくらいあるのかということが大きく関係します。キャッシュというのは現金預金のことで、グノシーは現金預金をたくさん持っているのです。

倒産の条件とは

そもそも倒産と言うのはどういう時に起こるのでしょうか。

倒産というのは厳密には定義が決まっていないのですが、多くの場合は債務が支払えない時に起こります。簡単にいえば何か商品を仕入れたのに、その仕入れ代金が支払えないという時に倒産をするわけです。

ビジネスでは資金繰りというのが重要だと言われますが、まさに倒産を避けるために資金繰りが重要なのです。借金であろうとも投資家から預かったお金であろうと自己資金であろうと、どういったお金でも支払いができれば倒産を免れるのです。Gunosyの場合はKDDIなどの大手から12億円のもの投資を受けています。

他にも融資なども受けている可能性はありますし、結果的にたくさんのお金があったというわけです。だから支払い不能にもならなかったし、倒産もしなかったというわけです。もちろんこの状況が長く続いて、資金がショートしてしまえば倒産してしまうでしょう。

キャッシュが潤沢であることのメリット・デメリット

お金はたくさん持っているだけではダメ

つまり簡単にいえば倒産しないためにはキャッシュがたくさんあればいいわけです。一時期の任天堂は「数ヶ月間何もせずに売上がゼロだったとしても倒産しない」というくらい、たくさんのキャッシュがあったそうです。今はあまり調子が良くない任天堂ですが、絶好調だった時にタメているキャッシュがあるので、まず倒産ということは考えられないでしょう。

日本の企業は海外の企業に比べると、キャッシュを潤沢に貯めこんでいるところが多いと言われています。たくさんのキャッシュを貯めこむ理由は様々ですが、一番の理由は投資先に困っていると言われています。お金を有効に使って儲けられる先が見つからないために、貯めこんでいると言われています。

お金を貯め込む事によるメリットは倒産の可能性を下げるというものですが、貯めこむことによるデメリットもあります。それが企業の成長鈍化・収益性の停滞です。せっかく使えるお金があって新たな分野に打って出られるのに、それをしないとチャンスを逃す可能性があります。もちろん、無理なチャレンジはよくありません。しかしキャッシュがたくさんあればその分倒産リスクも減るだけでなく、逆に儲けるチャンスを逃しているとも言えるのです。

キャッシュは潤沢に持っているほうがメリットは大きい用に思えますが、会社経営はお金を使っていかにたくさんのお金を生むかということでもあります。単にお金を貯めこんでいるだけではダメなのです。個人としては貯金をしておくことは悪くはありませんが、会社経営としてはお金を遊ばせて有効に使えていないことはデメリットにもなるのです。

まとめ:今後のキャッシュフローに注目

現在はGunosyもたくさんの現金を持っているので、安心して大丈夫でしょうが、売上高の低さが気になります。ニュース配信のサービスですから、どうしてもマネタイズの部分で苦労するだろうというのは前々から言われていました。そのマネタイズがうまく行けば、きっと今までの費用を上回るだけの収益をあげられるでしょう。

Gunosyを例に取り上げましたが、赤字=倒産ではないということをまずは理解しましょう。

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