「ホームページは作ったら終わりではないですよ」というのは、多くの人が聞いたことがあるんではないかと思います。この言葉は本当のことで、作って終わりにはならないのがホームページ・ウェブサイトです。最新情報を追加して、ブログを書いて、できるならばA/Bテストを行っていくのがベストです。

しかし多くの企業ではこれらウェブサイトの「カイゼン」というのは行われていません。「カイゼン」といえば製造業の現場ではあれだけ行われているし、世界的にも有名になったにもかかわらずです。なぜ製造業の現場では行われている「カイゼン」がウェブサイト担当の現場では行われていないのでしょうか。

理由その1:ウェブサイトが直接売上を産まない場合が多いため

まず一つ目に考えられるのが直接的にウェブサイトが売上を産まない場合でしょう。ネットショップであればウェブサイトの更新や改善が売上アップに直接つながりますが、一般企業のコーポレートサイトについてはなかなか売上に直結しません。製造業の現場でも製造した製品がなければ売上につながらないため、現場の改善は即業績に繋がります。だからカイゼンも行われて当然とも言えます。

確かに直接売上を産まない場合も多いでしょうが、せっかくお金を払って作ったウェブサイトがほとんど機能していないというのは、もったいないものです。単純な企業紹介というのであれば、企業名やURLの直打ちでアクセスしてもらえればそれでいいかもしれませんが、おそらくもっと多くの人に見てもらいたいと思っている人が多いはずです。であればカイゼンは行われるべきです。

理由その1:直接売上を産まない場合が多いため

理由その2:人・予算のリソースが不足しているため

2つ目が人やお金・予算と言ったリソースが不足しているという点です。リソースの不足は特に中小企業には当てはまるのではないでしょうか。これを読んでいるあなたの会社ではウェブサイト担当者はいらっしゃいますか?その担当者は別の業務をしながら、ウェブサイトの更新や管理も担当されているのではないでしょうか。

多くの企業では専任でのウェブサイト更新・管理の担当者を置いていない場合がほとんどです。経理や総務をやりながら行っていたり、営業をやりながら行っていたり、その他業務をしながらウェブサイト更新を担当していたりするのではないでしょうか。逆に言えば、それだけ人や予算のリソースをつけないということはウェブサイトの重要性をあまり感じていない人が多い証拠でもあるでしょう。

まったく人や予算をつけていないにも関わらず「なぜホームページからの問い合わせがないんだ!」と部下を叱るとすれば、それは間違った行動です。お金と人、この二つを最低でもつけてからホームページについて文句を言うべきでしょう。

理由その2:人・予算のリソースが不足しているため

理由その3:サイトを持つ目的があいまい

3つ目がサイトを持つ目的があいまいである場合です。ウェブショップはわかりやすく、売上を上げるため・商品を販売するためにサイトを持つという目的があります。しかしコーポレートサイトやその他のウェブサイトであれば、何のために持っているのでしょうか?「何となくみんな持っているから」という理由で持っていることはありませんか?

「カイゼン」を行う上で最も重要なことは目的です。何を目的に改善するのか?がはっきりわかっていなければ、製造業でも成果は上がりません。コストカットなのか、リードタイムの短縮なのか、在庫の圧縮なのか、残業の削減なのか…何らかの目的がなければ「カイゼン」の成果は上がらないでしょう。

ウェブサイトの立ち位置というのは「とりあえず作った」になりがちです。この場合は改善しようという気も起こらないのは、当たり前と言えるでしょう。

まとめ:それでもサイトは「カイゼン」すべき

以上3つの理由からウェブサイト・ホームページが改善されない理由というのを上げてみました。多くの企業でどれか一つ、理由が当てはまるのではないでしょうか。

とはいえ、やはりサイトというのは作っておいておくだけでは効果はどんどんなくなっていくでしょう。ですので、なんとかウェブサイトも「カイゼン」できるように、人と予算をつけて目的をはっきりとさせるべきでしょう。そうすればあなたのホームページが売上を生むようになるかもしれません。

是非一度ウェブサイトも製造業の現場と同じように「カイゼン」を行ってみてはいかがでしょうか。