今はあまり言われなくなりましたが、ネットが一般に広まってきたくらいではメールマーケティングというのが非常に勢いがありました。今はFacebookやLINEのようなSNSに押され気味で、あまり話を効かなくなりました。が、それでもまだまだメールは連絡手段・広告手段としては有効です。

ただし、今は昔とは違って非常に情報があふれている時代になりました。メールマーケティングも考えて行わなければ効果のないものになってしまうでしょう。

メールマーケティングの現状

メルマガの効果って?

今、現在のメールマーケティングというのはどのようになっているのでしょうか。これはCRM系のソフトやサービスを扱っている会社の講演やセミナーなどを聞きに行けばわかります。メールマーケティングは今や顧客に合わせて行われる時代になりました。

昔はメルマガを全員に送るというような方法が当たり前でした。今でもそれが主流の会社も多いですが、多くの人に一斉に同じメールを送るということがあまり効果が無い用になってきました。趣味や趣向が多様化し、どこから情報を得るのか自分で選べる時代になり、多くの人は自分で情報の取捨選択をするようになってきたのです。

いい例が堀江貴文さんのメールマガジンでしょう。有料メルマガで、サロンというのも有料で行っているようですが、一定のファンの人が買っています。好きな人の情報なので能動的に優良であってもとっていこうとしているのです。他にも有名人のメルマガは数十万円から数百万円の収益を上げていると言われています。

逆に言えばメルマガも必要のないものは嫌われます。例はみなさんも感じたことがあるでしょう、楽天のメールでしょう。楽天のメールは買い物をしたらその商品にあわせたメルマガが送られてきます。本当は解除もできるんですが、解除ボタンが下の方にあるために多くの人が解除せずに買い物を終えるのです。

メルマガの開封率と迷惑メール

ではそういうメルマガやメールが来た時に人はどうするのでしょうか。メールの開封率というのがありますが、堀江貴文さんの有料メルマガをとっている人のメルマガ開封率は100%に近いでしょう。忘れていたとか興味をなくした、そのような人以外はまず開けます。ほしいと思ってお金を払って配信してもらっているのですから当然でしょう。

でも多くのメルマガは無料です。楽天にしてもそうですし、ECサイトや自らのビジネスを行っている人も一斉にメールを送ったりしているでしょう。そういう場合のメルマガの開封率はおよそ10%と言われています。開封率についての調査が行われているのですが、どの調査でもたいてい10%~15%程度です。

こちらの調査ではタイトルが短いほうが開封率がいいという結果が出ているようですが、開封率がいいと言っても15%程度です。開封率が悪いものでも8.9%です。結局どちらも低いのですが、そこから購買のためにリンクをクリックしてくれる割合となるとさらに落ち込むとされています。先ほどのリンク先の報告では2~3%になっています。

つまりメールマガジンというのは10人に1人くらいしか読んでいないし、クリックまでしてくれる人は50人に1人くらいということです。1000人のメールマガジン読者がいても実際に開けてくれているのは100人、リンクをクリックしてくれているのは20人なのです。メルマガの効果はだいたいこのような感じだと思ってください。

また、最近では迷惑メールボタンというのがGメールにはありますが、これを迷惑メールとして報告すると、それがサーバーで情報が蓄積されて、その情報はGメールユーザー全員に共有されます。つまり一斉メールを送って多くの人に迷惑メール判定をされてしまうと、いくらメールを送っても、Gメールでは迷惑メールに自動的に振り分けられてしまうのです。

他のメーラーでも同じような機能がありますから、結果的に更に開封率が下がってしまうというわけです。場合によっては100人に送っているけれども1人も開けていないということもあるかもしれないでしょう。

メールはカスタマイズして慎重に

健康食品会社はCRMがしっかりしている

だからこそ最近ではパーソナライズして送る、その人の特性や趣味・趣向に合わせて送るということが推奨されています。たくさん買ってくれる人にはセールスレターを、まだ買ってくれていない人にはサンプルのレターを送るなどすることで、少しでも開封率をあげようとしているわけです。

メールマーケティングの現状は今簡単に行えないような時代になっています。サンプルを送る健康食品の会社はまさにこのメールマーケティングを非常に緻密に行っています。買い物をした人としていない人、した人も3日後、7日後、30日後にメールを送り、それぞれ年齢等によっても送る時間を変えたり文面を変えたりしているのです。

そうやって初めてメールマーケティングは功を奏すわけです。逆に一斉にメールを送って成功しているという話は最近はめっきり効かなくなりました。当初はそれでよかったかもしれませんが、今やメールはここにカスタマイズして送る時代になっているのです。

それでもメールマーケティングで成功している健康食品の会社等があるのを見ると、使い方次第では強い武器になるのは間違いないでしょう。要は使い方次第ということです。